風邪やインフルエンザの予防、肌荒れ対策などに効果的といわれるのが加湿器。ここでは加湿器を購入する時に知っておくと便利な加湿器の種類についてご紹介します。

加湿器の代表的な種類は、大きく分けて5つ。

  1. スチーム式

    水を沸騰させて蒸気を利用し加湿します。加湿力が高いのが特徴で、室内の温度を下げることなく加湿もできるとあって人気を集めています。ただし、熱い蒸気が吹き出し口からでるので火傷には注意。電気代は他の種類に比べて少し高めです。

  2. 気化式

    水で湿らせたフィルターにファンの風を当てて、水分を含んだ空気を送ることで加湿します。電気代は比較的お得ですが、加湿するまでに時間を要します。また、フィルターをほっておくとカビの原因にもなるので、お手入れは忘れずにしましょう。

  3. 超音波式

    超音波で水を振動させ、ミスト状にして加湿します。経済的でインテリア性の高いおしゃれなデザインが多いのも特徴です。水を加熱しないために、水を除菌する機能があるのもおすすめです。

  4. ハイブリット式

    ハイブリット式加湿器は、さらに「加熱気化式」と「加熱超音波式」の2つのタイプがあります。加熱気化式はスチーム式と気化式の構造を組み合わせたもの、加熱超音波式は超音波式とスチーム式を合わせたものになります。どちらも加湿力が高く、衛生的ですが、お手入れは怠らないようにしましょう。

  5. 水噴霧式

    主に商業施設や工場、農作物の栽培・低温貯蔵など、比較的広範囲で湿度をしっかり管理する場所で使われます。常温の水をミストにし加湿しますが、常温の水に含まれる不純物がそのまま噴出されないように殺菌したり、定期的に自動メンテナンスされる装置と組み合わせて使用される場合もあります。