メンテナンス不足による内部のカビ問題や、加湿のしすぎによるダニの発生問題など、加湿によって起こるトラブルについて考えます。
咳や発熱、加湿器病なんてなりたくない!
加湿器は室内の乾燥を防ぐので、乾燥肌のむず痒さや喉のイガイガなどを緩和してくれるだけでなく、風邪やインフルエンザの予防にも最適です。しかし、加湿をしすぎたり、お手入れを怠ったりすると、ダニやカビの原因となってしまうこともあるので注意が必要です。
ダニは高温多湿を好みますので、加湿をしていても、1日のうちで何度か換気をすることが大事です。また、加湿器は、水を水蒸気にして放出するアイテムですから、こまめな掃除をしないと目に見えない大量のカビが発生してしまいます。蒸気とともに放出されたカビや細菌を長期に渡って吸い続けた場合、咳や発熱、全身の倦怠感などの症状が現れ、『加湿器病(過敏性肺臓炎)』にならないとも限りません。
こうした『加湿器病』を防ぐには、こまめなお手入れと定期的なメンテナンス以外にはありません。