空気の乾燥による肌荒れや体調不良などといった問題は冬場だけと思われがちですが、実は夏場も悩みの種。そこで注目したいのが加湿器です。暑い季節ならではの効率的な加湿器の使い方を学びましょう。

暑いのになぜ?加湿器のメリット

実はお部屋の温度を下げることもできる加湿器。夏場の打ち水などと同じ要領で、気化熱を利用することで室温を低くしてくれるのです。さらに、夏風邪の予防にも一役買ってくれるスグレモノ。少し高めに温度設定したエアコンと加湿器を併用することで、お部屋の乾燥を軽減できます。エアコンの温度を1℃高くすれば約13%消費電力を削減することも。カラダにもお財布にも優しい加湿器は夏場の必需品ともいえます。

上手に活用するには?加湿器のデメリット

湿度が高くなると結露が発生しやすく、カビやダニの繁殖に繋がります。湿気の多い夏場は、湿度が40%以下の際に加湿器を使うのが望ましいとされています。少しじめっとした空気を感じたら加湿器を一旦止めて窓を開けたりするなど、お部屋の換気をするように心掛けましょう。とはいえ、湿度が低すぎると空気が乾燥し、ウィルスが活性化して夏風邪の原因にもなってしまいます。加湿器を上手に使って、心地よく過ごせる環境を整えましょう。